ごあいさつ

代表取締役社長に就任いたしました渡邉 浩司でございます。
就任にあたりまして、皆様にご挨拶申し上げます。


株式会社アクシオ
代表取締役社長
渡邉 浩司(わたなべ こうじ)

当社は1991年の創業以来ネットワークインテグレーターとして、お客様のネットワーク、サーバ、施工、統合認証基盤などのITインフラの構築や、SWCCグループにおける業務システム開発と運用保守に携わって参りました。

私が入社した1993年当時は、オフィスコンピュータ(オフコン)でのシステム開発からオープン系へのシフトが始まり、一般企業においてもUNIXマシンやパソコンの導入、それを繋ぐネットワーク(LAN)構築の創成期だったと思います。

当時、情報システム部門の一担当として、最初の全社ネットワークの構築を任されました。「誰もやっていない事だし、何とかなるだろう」と非常に楽観的でしたが、IPアドレス体系の策定やインターネット・ドメインの取得など、文系(国文科)出身で 2進数も16進数も習った記憶すらない私は、先輩に聞くのも恥ずかしく本屋へ駆け込んだ事を思い出します(人生で一番勉強した時期かもしれません)。現在でも機器は変われどIPアドレス体系はそのまま利用されており、非常に感慨深いものがあります。

ネットワーク構築で日本全国から海外の拠点まで巡った経験から、2008年より、アジア(主に中国)拠点のIT統制として、上海へ赴任し2010年に現地法人である愛科秀(上海)信息技術有限公司を立ち上げました。 中国語も中国文化の知識もない状態での赴任でしたが、「やればなんとかなる、なんとかせざるを得ない、折角なら楽しくやろう」という、入社当時の経験が生かされたと思っています。楽観的という根本は変わらないものです。

オフコンからサーバベースドコンピューティング、仮想化、クラウドとIT技術の変化は凄まじいものがありますが、意外と企業のネットワークの根幹は当時のまま、オフィスではモニターの前でキーボードを叩いている姿はあまり変わらないのではないでしょうか。

しかし、Wifiの普及により、スマホやタブレットを利用しての在庫管理やスマートグラスやWebカメラでの現場管理や品質管理など生産現場での導入は進んでおり、各種センサーを用いた情報の収集やAIによる分析など更なるICT化も求められています。働き方改革の名の下、フリーアドレスオフィスやテレワーク・在宅勤務などオフィス環境も急速に変化していくと思います。

来るべき5G時代に向けて、
「各種デバイスを容易に繋ぎ、集めた情報を分析し、システム内で安全に簡便に活用する」。

当社は、長年培ってきたITインフラの構築技術を礎に、新たな技術に積極的に取り組み、セキュリティを担保しつつ、シンプルで運用が容易なICT環境の整備を「Standing on your Viewpoint」の精神の下、これからもお手伝いさせていただきたいと考えております。

お客様には微笑みながら「ご苦労様」と言っていただき、従業員は微笑みながら「ありがとうございました。
またよろしくお願いします」と答えられる会社にしていきたいと思います。

株式会社アクシオ
代表取締役社長
渡邉 浩司
(わたなべ こうじ)