RPA/OnRPA®/リモートPCアレイ(東洋ビューティ株式会社 様)

即効性と費用対効果でWinActorを選択
大がかりなシステム開発を経ずにRPAで課題解決

東洋ビューティ株式会社では、社内システムに散在する情報を一元的に把握・活用する取り組みをRPAツールを用いて実践している。課題解決に際し、ユーザからは「利便性を踏まえ、システムの統合化と整備を」との声もあったが、双方を比較検討したうえで最終的には大がかりなシステム開発を経ずに、即効性と費用対効果の高いRPAツール、WinActorを使った運用法に決定した。


導入決定ポイントは、アクシオからのデモンストレーション。WinActorを使った処理を実演し、活用のイメージを利用ユーザに正確に伝えることができたことが大きい。現在は、複数システムの集約や一覧化、システムの処理催促、Webサイト検索集計など、 “人手を介した作業”が発生していた業務を刷新し、利用効果の高いシナリオ作りを実践し、大幅な工数削減と精度向上を実現している。

また、東洋ビューティ株式会社の中央研究所では、リモートPCアレイ100 ※を5台導入し、研究施設内でのフリーアドレス化も進めている。施設内に約100台のデスクトップ型とノート型のシンクライアント端末を配備し、同一環境内でOnRPA®を用いた接続によりWinActorも一緒に活用している。


リモートPCアレイ100とは?

リモートPCアレイ100は、1Uの筐体に20台の物理PCカートリッジを搭載した、仮想デスクトップに必要な、CPU、メモリ、ストレージ(SSD)、ネットワークスイッチ、マネジメントソフトウェアをオールインワンにて提供する製品。 東洋ビューティ株式会社ではリモートPCアレイ100とシンクライアント端末、OnRPA®、WinActorを合わせてご採用いただき、デスクトップ環境整備とRPA活用の推進をすすめている。

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“リモートPCアレイ + シンクライアントは研究所の環境に適している”

期待する導入効果

導入効果 ① 複数システムのデータを集約・一覧化

システムが散在しているため、ユーザは業務で必要な情報を一カ所でまとめて確認することができなかった。研究開発においては、あるデータに紐づくデータを複数の別システムから調べて一覧を作成し、関係者で速やかに情報共有することが必要になる。こうした集約一覧化オペレーションも、WinActorでは簡単に自動化が可能。

導入効果 ② 社内システムの処理催促

承認待ちなど、フロー中で処理が停滞するポイントがあり、業務遅延が発生していた。そこで、“日次で未処理のユーザを検出して、対象データを検索し、システムの催促機能を実行する” というシナリオを作成。システムに標準装備されている催促機能をWinActorが操作するところがポイントで、バッチ側で催促の宛先を調べる必要もなく、システム内にログも残せる。

導入効果 ③ 社外Webサイトの検索・データ取得

Webサイトを検索し、検索結果をコピー・ペーストして一覧化。その後、社内システムの登録状況を調べ、マスタ登録を実施。発生頻度は少ないが、まとまった件数が発生するため、4、5人で手分けして対応していた。対象リストをもとにWinActorでWebサイトを検索、結果を抽出し、社内システムに問合せて登録状況もプロットするシナリオを作成し、大幅な工数削減と精度向上を実現した。

お客様の声

この製品、この方法ならば、負担少なく実現できるのではないか?

東洋ビューティ株式会社

当社は社内に各種システムが存在しており、その結果、業務に必要な各種情報を一元的に把握することが大変難しい状態に陥っていました。本来であれば、システム統合を行うのがベストですが、社内SEが少なく、時間も労力も掛かるため課題に着手できずにいました。「システム間の問題を解決するために、別のシステムを導入しては?」という声も上がっていたのですが、それでは根本解決にならず、事態を改善させるためにどうすべきか思案していたところ、WinActorをアクシオ様からご紹介いただきました。「ユーザのOA操作をロボットに代行させることができる」という説明をいただき、この製品なら今のシステム構成・運用を大きく変えることなく、リスクを抑えてシステム間連携を実現できるのではないかと考え、検討を開始しました。

また、当社の場合はパッケージ品のシステム等も導入しているため、データベースの仕様が分からず、直接データ抽出することができないという問題もあったのですが、この方法ならシステムをロボットに操作させて正規のルートから必要なデータを取り出すことができるため、活用できるシーンも多いと思いました。WinActorはマスタ整備やサーバなどの機器導入が不要なため、要件が決まっていればすぐにサービスインできること、システム導入に比べ大幅に低コストで済むこと、また、システムのようにデータを蓄積することがないため手離れが良いこと、以上の観点から、私たちはWinActorの導入を決めました。

お客様企業のご紹介

1941年創業の東洋ビューティ株式会社は、化粧品製造メーカーとして、美と健康に対する可能性を追求し、活躍する企業です。関西・関東に2つの研究所と3つの生産拠点を有し、開発・試作・量産テスト等がスムーズかつスピーディに行え、お客様の多種多様なご要望にお応えする体制を構築しています。化粧品・医薬部外品のOEM/ODM専門メーカーとして、「お客様の思いをカタチに」をモットーに、多様なニーズにお応えできるよう、お客様に寄り添い、企画・開発から生産までトータルサポートを目指しています。

*OnRPAは、株式会社アクシオの登録商標です。

*WinActor®は、NTTアドバンステクノロジ株式会社の登録商標です。

*掲載の社名、製品名は一般に各社の商標、登録商標です。

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ユーザプロフィール

会社名
東洋ビューティ株式会社
所在地
大阪市中央区久太郎町4丁目1番3号
大阪御堂筋ビル4F
設立
昭和16年(1941)7月10日
従業員数
805名

*掲載内容は2019年8月時点の情報です。

*記載されている内容は予告なしに変更される場合があります。


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