NEWS RELEASE

シンクライアント導入の課題を解決する
    コンポジット型シンクライアントソリューションを販売開始

2008年1月21日
株式会社アクシオ

 SWCCグループ(持株会社:昭和電線ホールディングス(株) 取締役社長 富井俊夫)において、ネットワーク・ソリューション事業を展開する株式会社アクシオ(東京都港区、代表取締役社長 江西和彦)は、情報漏えい対策としてシンクライアントを導入する際の課題であった、導入コストやマルチユーザ環境に対応しないアプリケーションなど問題を解決するコンポジット型(複合型)のシンクライアントソリューション(*1)の販売を開始します。 シンクライアント端末とサーバの接続管理を行う「コネクション・ブローカ」の無償提供も行います。

 最近では、シンクライアントにおいて端末やソリューションの選択肢が増えて、情報漏えい対策としてシンクライアントの導入を検討する企業や自治体が多くなっています。しかし、依然として導入コストやマルチユーザ環境に対応しないアプリケーションの問題、動画への対応といった課題により、導入に至らない場合もあります。また、画面転送方式(*2)、仮想PC方式(*3)やネットブート方式(*4)などのシンクライアント環境を構成する方式によってもその課題が異なり、お客様もどの方式を採用すれば良いのか判断できない状況です。そこで、多くのお客様の環境に対応するためには、同一方式ではなく複合型のシンクライアント構成が要求されるのです。
 アクシオでは、2006年4月から自宅からのアクセス用も含めて全社のPCをシンクライアントに置き換えて運用しており、シンクライアントを利用するユーザの立場でこれらの課題を理解してきました。
 そこで、画面転送方式 [Citrix Presentation Server(CPS)とWindows Terminal Service(WTS)との併用] と仮想PC方式を複合的に利用するコンポジット型シンクライアントを採用することで、これらの課題を克服しています。

(*1)シンクライアントソリューション:ハードディスクを持たないPCでシステム構成することにより、データをサーバ側で一括管理でき、OSやアプリケーションの設定をサーバ側あるいはセンター側で集中的に管理可能となり、管理コストの低減を実現する。
(*2)画面転送方式:アプリケーションの実行はすべてサーバ側で処理され、クライアント端末にはその処理結果が画像として表示される方式である。代表例としてCPS、WTS技術によるものがある。
(*3)仮想PC方式:仮想化技術を利用してクライアント端末は、仮想サーバのゲストOSの上でアプリケーションを実行する。
(*4)ネットブート方式:起動時にOSやアプリケーションをネットワーク経由でクライアント側にダウンロードして実行する方式

【コンポジット型シンクライアント概要】
コンポジット型シンクライアントでは、リモートアクセスの有無やネットワーク帯域、利用アプリケーションなどの利用環境を考慮して、画面転送方式と仮想PC方式を複合的に構成します。今回、無償提供する接続管理ツールである「コネクション・ブローカ」により、ユーザIDから個人毎の設定ファイルを自動的にシンクライアントに反映することで、各方式のサーバへの接続管理を行うことが可能となります。このように複合的なシンクライアント構成が可能となり、低コストながらアプリケーションの対応などの課題をクリアしたシンクライアント環境が構築できます。
また、Wyse Technology社のTCX(Thin Client Extension)技術の採用により、画面転送方式時の動画再生の問題やUSBデバイスの接続問題もクリアできます。

【販売価格】100ユーザのシンクライアント環境の例)
WTS 60ユーザ、CPS 30ユーザ、仮想PC 10ユーザとして構成した場合では、1ユーザ当り¥99,800~(*5)と従来価格のほぼ半額の価格(*6)で構成できることとなります。
(*5)本価格は、サーバ側、クライアント側のハードウェアおよびソフトウェアライセンス費用の合計額であり、ディスプレイ、構築費用は含みません。また、環境により大きく変わる場合がございます。詳細はお問合わせください。
(*6)当社比較

【セミナー】
下記日程にて 「コンポジット型シンクライアント紹介セミナー」を開催します。
開催日時:2月21日(木)14:00~16:30
会場:東京コンファレンスセンター品川4F 401号室
定員:30名
参加費:無料(事前登録制)
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株式会社アクシオについて

アクシオは創業以来「Standing on your Viewpoint」をスローガンにお客様の多様なニーズに対して、お客様の視点でITを考え最適なソリューションを提案しています。内部統制ソリューションとして注目されるアクセス管理の前提となる統合型ID管理(IDM:アイデンティティマネジメント)の構築実績を多く持ち、最近では認証ネットワークとシンクライアント事業にも注力しています。
代表取締役社長:江西 和彦
設  立:  1991年12月
資本金:2億6000万円
売上高:38億7500万円(2007年3月期)
従業員数:166名(2007年4月)
U R L:http://www.axio.co.jp/
所在地: 東京都港区虎ノ門1-1-18 東京虎ノ門ビル5F
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本件に関するお問い合わせ先

株式会社アクシオ プロダクツ推進室 田村
E-mail:sales@axio.co.jp
電話:03-5501-0940(平日10:00~17:30 土日祝日、年末年始を除く)
FAX:03-5501-0954
〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-1-18 東京虎ノ門ビル5F
*掲載の会社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。
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