SecureCube Access Check

概要

ID管理における課題:特権ID管理

厳格な職務分掌が難しいため、多くのシステム現場では特権IDを共有しています。
IT全般統制の観点、監査法人からの指摘事項からも、アクセス管理やモニタリングは最重要課題となっています。

特長

完全エージェントレスのゲートウェイ型

管理対象のシステムや利用者の端末にソフトウェアなどをインストールする必要がないため、既存環境への影響を最小限にして、短期間かつ低コストで導入することが可能です。

日本の法令基準への迅速な対応

IT全般統制やJ-SOX監査、PCI DSSなど必要な法令基準をすべて満たし、アップデートにも素早く対応しています。

国産の自社開発製品

自社開発ならではのきめ細かい保守・サポート体制や、お客様の声を反映した機能拡張も高い評価を得ています。


機能

ID管理

特権IDのパスワードの自動変更や有効期限設定などのPPM機能※を搭載。管理対象システムのアカウント情報を収集し、その結果をCSV出力することが可能です。
※PPM(Privileged Password Management)機能:特権IDのパスワードを変更する等の管理機能

ワークフロー

申請から承認(または却下)プロセスをシステム化し、担当者の業務負担を大幅に軽減します。事後承認や多段階承認、グループ承認など承認プロセスを柔軟に設定できます。

アクセス制御

SecureCube Access Checkがゲートウェイとしてアクセス制御(認証・認可)を実施します。予めアクセスできるサーバやプロトコル等をポリシーとして登録し、申請時に選択したポリシーや作業時間に従って制御を実行します。作業者へ特権パスワードを開示することなくアクセスさせることが可能です。

ログ取得保管

様々なOSやプロトコルに対応し、特権IDを利用したすべての操作をログとして取得、保管することができます。取得したログはポリシーに紐づく監査担当者だけが参照でき、内部監査のモニタリングや、内部統制の証明としての活用も有効です。機密情報を含む可能性がある操作ログは、暗号して保管するなどセキュアなログの管理を実現します。

監査補助

作業申請情報と、実際のアクセス情報、操作ログを一元管理でき、申請とログを自動で紐づけすることで監査業務を支援します。定期レポートの出力や、要注意キーワードの発行通知、事前申請していない持ち出しファイルの検出等、各種機能も充実しています。

仕様

OS Red Hat Enterprise Linux Server
CPU CPU:2.5 GHz × 8 Core 以上
メモリ 16 GB 以上
ハードディスク 500 GB 以上 ※ ログ保存要件により、ディスク容量の増設が必要
ネットワーク 1つ以上のネットワークインターフェイス
その他 上記OSが稼動するハードウェア、または仮想環境をサポート
日本語、英語に対応
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