ID管理

概要

現在、企業内のITシステムは、eメールやグループウェアをはじめ、業務アプリケーション、ERP、CRMなど多岐にわたり、これらにアクセスするためのユーザIDを管理することは、ユーザ・管理者双方にとって大きな負担となっています。また、雇用形態の流動化・複雑化もあり、本来は権限のない人でも社内外から容易にアクセスできることが問題になっています。
このような状況は、管理者の負荷を増大させるだけでなく、不正アクセスなどの情報漏洩の危険性があります。
また、内部統制の上でアクセスコントロールは重要となりますが、‘職務分掌の確立’と同様に‘確実なID管理’無くして確実なアクセスコントロールは実現できません。
ID管理は、人事システムなどの源泉情報から、アカウント情報を連係システムに反映するシステムです。
これにより各システムにおけるアカウントの作成・追加・修正・停止・削除は自動的に行われます。

特長

  • 迅速な同期・連携
  • IDMシステムに対して反映されたID情報を即時に他システムへ連携
  • より正確なアカウント管理
  • 定義されたルールに基づき、必要なシステムに必要な形でアカウント作成します。
    ネーミング、属性値等、全て自動化されたルーチンで処理されるため、人的ミスが大幅に減少します。
  • 管理工数の低減
  • 一元的なアカウント管理が可能で、システム運用、維持の管理工数を大幅に削減できます。
    アカウント初期登録から不定期なメンテナンスまで、IDMシステムにのみアクションを起こせば各システムへのアカウント操作が自動的に連携します。
  • IDに関わるプロセスの可視化
  • IDの申請・許可を同一人物では許可されないなどIDの作成・変更・追加・停止・削除に関わるプロセスを、ワークフロー機能により可視化
  • 監査機能
  • いつ、誰が、特定システムにアクセスできるIDを所持していたかをトレース可能
  • システム構成

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