パンデミック対策としても利用可能な
安価にシンクライアント環境を構築できる 「WOL Server・BOX」 の販売開始
2010年2月22日
株式会社アクシオ
昭和電線グループにおいて、ネットワーク・ソリューション事業を展開する株式会社アクシオ(東京都港区、代表取締役社長:江西 和彦)は、自宅などのリモートから社内の自席PCの電源管理を可能とする 「WOL Server・BOX」 の販売を開始します。
これまで、自宅で業務を行う場合には、一般的に管理されたPCを支給するなどして対応してきましたが、PCへのデータ保存や自宅プリンタでの印刷などの情報漏えいを考慮しHDDを持たないシンクライアントの利用が検討されています。 しかし、シンクライアントを利用するには、一般的に社内にシンクライアントサーバ環境が必要となり、パンデミック対策としては導入コストと構築期間が問題となります。
これに対して、自宅のシンクライアント端末から社内にある自席PCにシンクライアント(RDP)接続することで、短期間でしかも安価に同様の環境が構築できます。 しかし、これにはリモートからの自席PCの電源管理が必要となります。 そこで、アクシオでは、自宅などのリモートから社内の自席PCの電源のON/OFFを可能とする 「WOL Server・BOX」 を自社開発しました。これにより、突然のパンデミック対応にも短期間でしかも安価なシンクライアント環境の導入が可能となります。 また、リモートから監視端末やコールドスタンバイのサーバの起動などの用途にも利用できます。


*WOL:Wake On Lan
MACアドレスを利用してマジックパケットというブロードキャストパケットを送ることで、起動やシャットダウンを遠隔から実行できる。
MACアドレスを利用してマジックパケットというブロードキャストパケットを送ることで、起動やシャットダウンを遠隔から実行できる。
製品構成
WOL Server ¥98,000 WOL BOXに対してWOL対象PCを通知 対象PCへの通信確認を行い起動状況を表示 |
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WOL BOX ¥78,000 対象PCにマジックパケットを送付して起動させる 対象PCのネットワークが異なる場合には、ネットワークごとにWOL BOXを設置 |
*WOL Serverと対象のPCが同一LANのみにある場合は、WOL BOXは不要です。