プレスリリース
有線・無線LANでのShibboleth認証等による
ネットワーク接続・動作検証を実施
アクシオ、ネットスプリング、アルカテル・ルーセント 3社共同
株式会社アクシオ
株式会社ネットスプリング
日本アルカテル・ルーセント株式会社 エンタープライズ事業部
株式会社アクシオ(本社:東京都港区、代表取締役社長:江西 和彦、以下アクシオ)、株式会社ネットスプリング(本社:東京都港区、代表取締役:西武 進、以下ネットスプリング)及び日本アルカテル・ルーセント株式会社 エンタープライズ事業部(本社:東京都品川区、 事業部長:和田 賢一、以下アルカテル)はアルカテルのネットワークスイッチ製品であるOmniSwitchシリーズ及びOmniAccess Wireless シリーズ、 ポリシーサーバであるAlcatel-Lucent ClearPass Policy Management Systemと認証サーバ・アプライアンスであるネットスプリングAXIOLEとのネットワーク認証動作試験を行い、問題ないことを確認しましたのでこれを発表します。
認証ネットワークの需要と必要性
インターネットの利用が日常化している現在、大学や研究機関では自習室やホールなど不特定多数の人が出入りするオープンエリアで各自が用意したノート PC などを、自由に情報コンセントや無線 LAN に接続してインターネットなどにアクセスしたいというニーズはますます高まっています。一方、各大学の情報システム部門ではユーザーやデバイス確認をしないで接続サービスを提供することは、重大なセキュリティ問題を引き起こす恐れがあるとして、インフラ環境としての認証ネットワークシステムの存在は依然として必要性を感じています。多様化するデバイスやユーザーに合わせ、情報システム部門はいくつかの認証方式を併用する必要性があると感じています。こうした背景に基づき、3社はあらためて様々な認証ネットワークの動作検証を実施し、相互接続性を明確にすることにしました。
動作試験内容
ネットワーク認証における連携検証
認証サーバであるAXIOLEと有線LANスイッチのOmniSwitchシリーズ及び無線LANのOmniAccess Wirelessシリーズの組み合わせにおいて、接続された端末を自動識別し、個々に対応する認証方式(802.1x、MAC、Web、Rules)を提供し、多様な認証方式で動作可能であることを確認しました。また、デバイス(MAC)認証+ユーザー認証の組み合わせなど多段型の認証においても連携し動作することを確認しました。ユーザやデバイスの識別によるロールベース・アクセス制御が可能です。
RadiusProxy検証
AXIOLEのRadiusProxy機能を利用することで、異なる所属機関へのRadiusサーバへの転送を実施し、複数の認証サーバが構成されている環境においても認証連携が可能であることを確認しました。また、eduroam での利用も可能です。
“学認”のテストフェデレーションにおけるShibbolethによる無線LANサービスのシングルサインオン検証
Alcatel-Lucent ClearPass Policy Management SystemにおけるSP機能と無線LANのOmniAccess Wireless シリーズ、AXIOLEのIdP機能と連携し、学認のテストフェデレーション環境において“効果的に利用できる無線LANサービスの検証”を実施しました。AXIOLEが持つ従来の“学認“環境への柔軟で容易なIdP機能とAlcatel-Lucent ClearPass Policy Management SystemのSP機能を組み合わせ、無線ネットワーク認証からの学認サービスへのスムーズなシングルサインオン(SSO)接続が実現可能です。
試験情報の公開
各製品の設定方法と動作の仕組みをホワイトペーパとして提供します。また、本試験結果レポートとお客様導入事例をテーマとした下記セミナーを開催します。
キャンパス認証ネットワーク事例セミナー
「クラウド・ソーシャル・学認」サービス連携とモバイルの利用
東京:2015年5月28日(木)
大阪:2015年6月 3日(水)
福岡:2015年7月10日(金)
お申込み・詳細情報はこちらから
本件に関するお問い合わせ先
株式会社アクシオ ソリューション企画本部
E-mail:info@axio.co.jp
電話:03-6430-0950(平日10:00~17:30 土日祝日、年末年始を除く)
FAX:03-6430-0954
〒105-6008 東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー8階
∗その他の会社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。