今日から始めるIDaaS
第2回 -SKUID編-
最近、IDaaSへの興味を持たれた企業のIT部門担当者から、「いざ導入の検討を始めてみたはいいが、どのサービスも同じ機能にみえて、どれを選択したらいいか難しいよ」という声をよく聞きます。
第2回では、現在飛躍的に成長するIDaaS市場に数多あるサービスの中から、主要4サービスに絞って比較をしていき、あなたの企業にあったIDaaSをご紹介できればと思います。
それでは4サービスの主要機能の比較から見てみましょう。
サービス名 | SKUID | OneLogin | Okta | Azure Active Directory |
---|---|---|---|---|
シングルサインオンアプリ数 | 無制限(無料) | 無制限(有料版) | 無制限(有料版) | 無制限 |
Active Diretory連携 | ○ | ○ | ○ | ○ |
認証プロトコル | Form認証 SAML | Form認証 SAML | Form認証 SAML | Form認証 SAML |
IP制限 | ○ | ○ | ○ | ○ |
スマホアプリOTP | ○ | ○ | ○ | ○ |
いわゆる主要機能だけ比較すると、どのIDaaSも遜色なくみえます。一体どのIDaaSを選べばいいのしょう?
比較の見方(ポイント)!
シングルサインオン(SSO)アプリ数
SKUIDは、無料で制限なしで利用可能です。
OneLoginは、4つのプランを提供。無料版の場合は、検証利用を目的とした位置づけで、アプリ数は限定されます。企業導入を想定すると、有料版が必須と思われます。
Oktaは、有料版のみの提供。SSOやAD連携など機能ごとに購入が必須になります。
Azure Active Directoryは、専用サーバ必須。初期費用が高価です。
続いて、日本の企業が導入検討する観点から、以下の比較です。
サービス名 | SKUID | OneLogin | Okta | Azure Active Directory |
---|---|---|---|---|
対応アプリ数 | 国内アプリケーションを中心に 4,000以上(2018/08現在) |
5,000以上 | 5,500以上 | - (アプリカタログなし) |
日本語対応 | ○ | △ | × | ○ |
費用 | 基本機能は無料 (一部機能は有料) |
有料 (プランごと) |
有料 (機能ごとに料金必要) |
有料 |
比較の見方(ポイント)!
OneLoginは、対応アプリ数が多く、グローバル企業に向いています。何よりオプションが豊富なので高機能なIDaaSを求める企業なら一押しの製品です。
またOktaは、対応アプリ数は同じく多いですが日本語対応はしていなく、サポートチームも海外となることから、日本企業での導入は難しい選択です。


IDaaSはすぐにスタートして開始することが何より大切。
そこでずばり推奨したいのが、SKUIDです。
SKUIDは、電子証明書認証局であるGMOグローバルサイン社が提供する国産のサービスで、基本機能をユーザ数制限なく無料で利用が始められ、コストメリットが高いのが最大の特長です。
既に国内アプリケーションを中心に4,000以上も対応している認証ソリューションであり、非常に使いやすいUIや操作性の良さもポイントになります。今後さまざまな機能が追加されると同時に、日本語によるメーカ直接サポートが受けられるのも安心して全社導入をお薦めできるクラウドサービスです。
いかがでしたか?
今回は、日本企業が導入するのにお薦めのIDaaSという観点から、SKUIDを紹介させていただきました。
さて次回は、『論より証拠!』。実際にUIでも優れたSKUIDを使ってみて、アカウント作成からSSO設定、その他各種設定などを実践してみました!そちらを分かり易くご紹介させていただきます。
関連製品
※「SKUID byGMO」は2019年3月16日をもちまして、サービス名称を「トラスト・ログイン byGMO」に変更致しました。