VVAULTシリーズ

VVAULTシリーズは、ストレージの仮想化と高度なセキュリティを実現するソリューションです。VVAULT AUDITでランサムウェアや不正アクセスを検知し、VVAULTで安全にデータを復旧・管理します。この2つを組み合わせることで、サーバーのセキュリティ強化とストレージ運用の効率化を両立し、データ損失のリスクを最小限に抑えられます。

関連キーワード

特長

高度なセキュリティでサーバーを保護

リアルタイム監視とアラート通知で、安全なファイル管理を実現
VVAULT AUDITは、ファイルサーバーのアクセスをリアルタイムで監視し、不正な操作や異常なアクセスを即座に検知します。ランサムウェアの暗号化攻撃や不審なアクセスを察知すると、管理者にアラートを通知し、迅速な対応をサポート。セキュリティリスクを最小限に抑えながら、安全なファイルサーバー運用を実現します。

アクセスログの一元管理

詳細な記録と柔軟な検索で、効率的な監査・分析をサポート
VVAULT AUDITは、すべてのアクセスログを一元的に収集・管理し、誰が・いつ・どのファイルにアクセスしたかを詳細に記録します。特定のユーザーやIPアドレス、アクセス日時など、多様な条件でログを検索できるため、インシデント発生時の迅速な調査が可能です。また、長期間のログ保存に対応しており、コンプライアンス要件にも準拠できます。

簡単導入で即時に監視を開始

専用ハードウェア不要、既存環境にスムーズに導入
VVAULT AUDITは、Windows環境にシームレスに統合でき、特別なハードウェアや複雑な設定を必要としません。インストール後すぐにサーバーのアクセスログを収集し、不正アクセスや異常なファイル操作を監視。直感的な管理画面で運用できるため、IT管理者の負担を軽減しながら、強固なセキュリティ対策を実現します。

VVAULTシリーズの連携でデータ損失を防ぐ

VVAULT AUDITで脅威を検知し、VVAULTで安全にデータを復旧
VVAULT AUDITが不正アクセスやランサムウェア攻撃を検知した際、VVAULTのリアルタイムバックアップ機能を活用することで、安全なデータ復旧が可能になります。監視・検知・復旧の三段階の防御により、企業の重要データを確実に守ります。

手間なく効率的なストレージ管理

VVAULTでストレージを仮想化し、データを最適な場所へ自動配置
VVAULTは、複数のストレージを1つの仮想ドライブとして統合し、管理の手間を削減します。ティアリング機能により、頻繁にアクセスするデータは高速なSSDに配置し、低頻度のデータはHDDへ移動させることで、パフォーマンスを維持しながらストレージコストを最適化します。

高可用性で業務の継続を支援

レプリケーションとHA機能で、万が一のトラブルに備える
VVAULTは、遠隔地へのデータレプリケーション機能を搭載し、災害時や障害時にもデータを確実に保護。さらに、HA(高可用性)機能により、ストレージ障害が発生した場合でも手動でスタンバイ機へ切り替え、ダウンタイムを最小限に抑え、安定したシステム運用を実現します。

VVAULT AUDIT 機能

ランサムウェアなどの攻撃検知

サーバー内のファイルアクセスを定期的に分析し、急激なアクセス増加などの異常を検知すると、事前に設定した管理者へアラートを送信します。これにより、ランサムウェアの暗号化攻撃を早期に発見し、感染したPCを迅速に特定して対処できます。

アクセス監視

不正なアクセスをリアルタイムで検知し、管理者へ即通知します。監視ルールは柔軟に設定でき、例えば「アクセス権限のないユーザーが特定のフォルダにアクセスした場合」や「管理外の端末からの接続があった場合」など、さまざまな条件を組み合わせて作成可能です。

ファイルサーバーログ管理

ファイルのアクセス履歴を記録・管理し、不正アクセスや情報漏洩リスクを可視化します。Windowsのイベントログを活用するため、専用のログサーバーや商用データベースは不要です。専用の管理ツール「ダッシュボード」を使用することで、アクセス状況の確認や詳細検索が簡単に行えます。

VVAULT 機能

ストレージ仮想化

HDD、SSD、NASなど異なる種類のストレージを1つの大容量仮想ドライブとして統合し、単一のストレージとして運用します。ストレージの追加や変更にも柔軟に対応でき、管理負担を抑えながらスケーラブルな運用を実現します。

ティアリング(データ階層化)

データの使用頻度に応じて最適なストレージに自動配置します。頻繁にアクセスするデータはSSDに保存し、レスポンスを向上。一方、使用頻度の低いデータはHDDへ移動し、コストを抑えながらストレージの運用を最適化します。

ライブバックアップ(リアルタイムデータ保護)

ファイルの変更と同時にバックアップを作成し、データの冗長性を確保します。データ変更が即座に反映されるため、障害発生時でも最新のデータを復旧可能。

タイムマシーン(過去データ復元)

過去のデータ状態を任意の時点に遡って復元できます。誤操作やランサムウェア攻撃によるデータ改ざんが発生しても、被害を受ける前の状態へ迅速に復元できるため、データ損失のリスクを最小限に抑えられます。

レプリケーション(データ複製)

遠隔地のストレージにデータを複製し、災害時やシステム障害時でも業務を継続できる環境を構築します。物理的に離れた拠点やクラウド環境へのデータレプリケーションに対応しており、BCP(事業継続計画)対策としても有効です。

HA(高可用性)

VVAULTのHA機能により、ストレージ障害が発生しても手動でスタンバイ機へ切り替え、継続運用が可能です。システム全体の冗長化を実現し、ダウンタイムを最小限に抑え、24時間365日稼働が求められる環境でも安定した運用を実現します。

システム構成

複数のストレージを仮想化し柔軟で効率的なストレージ運用を実現します。

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