ARMs
運用監視をスマートに。
IT管理者の時間を戦略へシフト。
ARMsサービスの導入で、IT管理者は障害対応や不具合対応から解放され、IT活用による生産性向上や業務効率化の推進に専念できるようになります。
1.サービス概要
ARMsは、アクシオが提供するリモート運用監視サービスです。
リモートでお客様のICTインフラを常時監視し、サーバやネットワーク機器の異常を迅速に検知。障害を検出した際には、電話やメールで即時にご連絡し、一次切り分けまでを支援します。
監視内容は、死活監視・サービス監視・プロセス監視・性能監視・ログ監視など多岐にわたり、兆候段階での検出にも対応。
リモートによる支援のため、より短期間で監視を開始でき、センターと連携した保守ベンダーへのエスカレーションや復旧支援も含め、全国どこでも均質なサポートを提供します。
2.解決できる課題と価値
人員不足による
運用負担の増加
情報システム担当者が少ないとサーバ更新やパッチ適用が滞りがち。ARMsの運用支援サービスなら、OS更新やアカウント管理など日常業務を代行し、担当者は戦略業務に専念できます。
拠点の分散による
障害対応の不安
システム拠点が分散していると、障害発生時の連絡や現地対応が課題に。ARMsはリモートモニタリングと一次対応・復旧支援で、全国どこでも安心のサポートを提供します。
機器の多様化に伴う
運用死角の拡大
機器が多様な環境では、各機器の稼働状況の把握が難しい..。ARMsの定期レポートサービスで、稼働状況と課題を可視化し、改善策を検討する材料を提供します。
コスト削減と効率化
自社で監視体制を構築するよりも低コストで利用でき、人員シフト運用も効率化。ARMsは遠隔対応で出張費や現地対応時間を削減し、コスト最適化を実現します。
セキュリティと
コンプライアンスの強化
OSバージョンや脆弱性の調査・報告、パスワードの定期変更などの運用支援により、セキュリティリスクを低減し、コンプライアンス遵守を強化します。
3. 実績と対応機種
ネットワーク機器
ルータ、L2/L3スイッチ、ファイアウォール、ロードバランサ、無線AP などに対応。Cisco、Yamaha、HPE、NEC、Fujitsu、Dell、Allied Telesis など主要メーカーの機器を監視し、ログ収集や死活監視を行います。
サーバ・OS
Windows Server、Red Hat EnterpriseLinux、Ubuntu Server などの各種 Linux や仮想化基盤(VMware ESXi、Hyper-V、KVM)を監視します。ホスト OS の更新や WSUS 管理、アカウント登録などの運用支援も可能です。
クラウド・仮想環境
AWS、Microsoft Azure、Google Cloud などの IaaS 環境を統合監視。ハイブリッド構成でもオンプレミス機器と一緒に監視できます。
アプリケーション・ミドルウェア
- Web サービス
- データベース
- DNS
- メールサーバ
- 認証基盤
- Apache
- Soliton系(SSG、SSB、SSD、FileZen S、OneGate)
- DHCP
- Asset View
- アンチウイルス
- EDR製品
- など
プロセス・性能を監視し、稼働状況を可視化します。
セキュリティ対策
管理パスワードや無線 LAN(PSK)の定期変更、OS バージョンや脆弱性の調査・報告を実施。セキュリティリスク低減とコンプライアンス対応を支援します。
4. 導入ケース(業種別)
ARMsはさまざまな業種で利用されており、具体的な導入事例をいくつか紹介します。
医療機関
課題
解決
課題
障害時の対応負担
解決
障害検知後すぐに切り分け支援・ベンダー連携
課題
IT要員の不足
解決
運用支援で担当者の負担を軽減
課題
セキュリティ対策の継続
解決
診断結果に基づくOS更新・権限管理を代行
教育機関
課題
解決
課題
複数キャンパス・校舎でのシステム管理負担
解決
ネットワーク機器やLMS、ファイルサーバを統合監視し、教務システム更新やアカウント登録を遠隔で支援
課題
アクセス集中によるシステム遅延
解決
アクセス増加のタイミングに備え、性能監視でボトルネックを把 握し、増設計画の立案をサポート
5. 導入の流れ・お問い合わせ
1
現状ヒアリング・
要件定義
お客様のICT環境や業務課題をヒアリングし、ドキュメントや機器構成・設定内容を確認。運用状況を把握したうえで、 監視対象範囲や運用支援メニューの要件を整理します。
2
構成設計・
契約提案
ヒアリング内容に基づき、監視方式や監視項目(死活・性能・ログ)を設計。運用支援メニューと費用を含む提案を提示し、契約内容を確定します。
3
設備の設定作業
実施
必要に応じてVPN設定や監視用アカウントを発行し、対象機器へエージェントやSNMP設定を追加。監視のしきい値や通知先など、初期パラメータを設定します。
4
サービス開始・
運用支援
監視センターで24時間監視を開始し、障害検知時には電話やメールで通知。リモートによる一次切り分けや復旧ガイドに加え、OS更新やADアカウント登録などの運用支援も行います。
5
定期レポート・
改善提案
稼働状況や障害発生状況をまとめたレポートを月次または四半期ごとに提供。内容を基に性能向上や拡張計画を提案し、運用や監視項目を継続的に見直します。
