知を育む環境づくり 鎌倉女学院のICT基盤強化

鎌倉女学院中学校高等学校は1904年に漢学者かつ教育者でもあった田辺新之助により創設され、女子教育の先駆者として教育を続けてきた中高一貫校です。建学の精神「真摯沈着」「尚絅」のもと、鎌倉にて約900人の学生が学んでいます。国際理解・英語教育を重視し、外国人観光客に英語でのインタビューや観光案内を行うなど鎌倉ならではの実践的な学びを展開。学習現場だけではなく、校務を支えるICTインフラの一つとして既に遠隔運用監視サービス『ARMs』が導入されており、今回は無線AP『OmniAccess Stellar AP1511』へのリプレース、アクシオにとって新たな試みとなった無線LANコントローラのクラウド化といったネットワークインフラ更新を行いました。
ネットワークインフラ構成について

ネットワークインフラ更新を決定した鎌倉女学院のご担当者様は、教科を担当する一方で、学内の情報環境整備も担っており、その一環としてネットワークインフラ管理を行っています。各教室に無線APを設置し、それらを無線LANコントローラで管理しています。更に『ARMs』によるリモート監視・運用支援によってICTインフラや各種システム環境をサポート。万が一トラブルやインシデントが発生した場合でも、弊社アクシオが迅速に対応できる体制を整えています。
導入効果・狙い所
効果・狙い ① Wi-Fi7時代を支える無線AP『OmniAccess Stellar AP1511』
無線AP『OmniAccess Stellar AP1511』は、高速・大容量通信を実現し、将来を見据えたWi-Fi7といった最新規格にも対応。アクシオが【国内総代理店】として取り扱い、同等機能を備えた他社製品と比べても競争力ある価格で提供しています。
効果・狙い ② 情報システム部門の強力な後ろ盾 ― 遠隔運用監視サービス『ARMs』
遠隔運用監視サービス『ARMs』は、リモートでお客様のICTインフラ稼働状況を監視する【監視サービス】と、各種システム運用を支援する【運用支援サービス】を提供し、情報システムご担当者様の負荷を軽減して本業に専念できる環境を実現します。万が一、障害が発生した際も、リモートでの切り分け支援や復旧支援に迅速に対応可能です。
効果・狙い ③ 無線LANコントローラのクラウド化による運用負荷軽減
従来オンプレミスで稼働していた無線LANコントローラをクラウド化しました。これにより、物理機器にかかるコストの削減や省スペース化が実現したほか、ファームウェアのアップデートも迅速に対応可能となりました。さらに、クライアントベースでのAP接続履歴が分かりやすく把握できるようになり、運用面での利便性も大きく向上しています。
無線AP・無線LANコントローラの紹介


お客様の声鎌倉女学院中学校高等学校
今回のネットワーク環境の整備により、こうしたICT活用は一層スムーズになると期待しております。2004年に創立100周年を迎えた際、新校舎のネットワークインフラ整備にも関わっていただき、今現在に至るまで長くお付き合いさせていただいております。今回のネットワーク更新についてもスムーズに進み、導入後についても大小問わずトラブルがあればすぐに相談できるサポート体制や、システムの改修・今後の更改に関するコンサルティングを含めたサポートを受けられる点も安心して任せられる大きな理由の一つです。本業の校務に追われる中でICTインフラに十分な時間を割けなくても、信頼できるパートナーがいることで、我々は教育活動に専念することができます。
今後はスイッチ関連の更改やサーバー基盤の見直しを検討するとともに、無線APや有線ネットワークの追加が必要な箇所についても相談を重ねながら、安全で快適なICT環境を継続的に整備し、生徒が安心して学べる学校づくりを進めていきます。
お客様プロフィール

- 法人名
- 学校法人鎌倉女学院
- 所在地
- 〒248-0014
鎌倉市由比ガ浜2丁目10番4号 - 創立
- 1904年(明治37年)
- 学生数
- 888名(取材時点)
- ホームページ
- https://www.kamajo.ac.jp/
- *掲載内容は2025年9月時点の情報です。
- *記載されている内容は予告なしに変更される場合があります。
- *掲載の学名、社名、製品名は一般に各社の商標、登録商標です。