仮想デスクトップ/シンクライアント

“リモートPCアレイ+シンクライアントは研究所の環境に適している”

導入のポイント・決め手になったのは?東洋ビューティ様にインタビューを行いました。

東洋ビューティ株式会社

経営企画室 経営企画部
課長 岩瀬 英嗣 氏(写真奥)

中央研究所 情報管理室
室長 斎藤 公浩 氏(写真中)
係長 水阪 亮太 氏(写真手前)


―現在、リモートPCアレイはどれくらいの規模で展開していますか?―
東洋ビューティの中央研究所内環境で活用しています。アセンテック社のリモートPCアレイ100を5台、Atrust社のデスクトップ型およびノート型シンクライントを約100台展開して利用しています。

―導入の経緯やきっかけを教えてください。―
既存PCのWindows10対応もありますが、導入のポイントは研究所内での端末の使い方にあります。ユーザは研究ラボ内と事務スペースを動き回り業務をしているので、業務時間内をフルタイムでPC利用しているケースはじつは少ない状況です。実際に調査すると、1日の中でPCの活用は7割ほど。通常、100人ユーザがいたら、100台用意する必要がありますが、シンクライアントだと、端末は70台分で済みます。各人に端末を配布して、管理するより、デスクトップ型のシンクライアントで共用的に利用したり、モバイルシンクライアントで場所を問わずにフリーアドレス的に活用できたりするほうが、管理部門や利用ユーザも使いやすいのが理由です。

情シス部門として、導入前・後の変化について

東洋ビューティ株式会社

中央研究所 情報管理室
係長 水阪 亮太 氏


―管理面でメリットを教えてください。―
シンクライアント端末ではPCのようにウィルス対策やセキュリティパッチの問題を気にする必要がないので、手間が省けます。一方で、リモートPCアレイ100内のWindows環境は管理面や障害対応は一括で迅速に実施できます。対応するメンバーが少人数でも安心して使えます。

―従来のPCの端末管理で大変だったことを教えてください。―
個別のPCやタブレット型端末の場合で問題なのがバックアップです。 社員個別に貸与された端末の全てのデータのバックアップを取るのは、実際には無理がありました。また、社員の増員があるたびに、端末を購入することになりますが、導入時のタイミングでバージョンなどが都度違ってきます。 そしてそのたびに、使えるようにするために購入後4時間ほどかけて管理者がキッティングの対応していました。これらの対応は、今回のシステムにおいては大幅に改善されています。

―リモートPCアレイ100でRPAを動作させていると伺いましたが、使ってみてどうでしたか?(RPAonRPAの活用モデル)―
問題なく利用できてます。弊社ではWinActorを活用して様々な集計業務等にも活用しています。環境をリモートPCアレイ内で利用することで、同じ環境(同一解像度、同一PC性能)で利用できており、便利に使えています。

リモートPCアレイと同時に導入いただいたOnRPA®について

―OnRPA®は活用していますか?―
活用しています。WinActorを動作させるのに利用するカートリッジは今後、分散活用するために増設する検討もしています。OnRPA®が本格的に活用が増えるのはそのタイミングです。じつはOnRPA®をもう1つ、別の用途で活用してます。OnRPA®ではPCカートリッジが見える化できますので、リモートPCアレイのカートリッジ稼働状況の把握に役立ちます。管理面でこうした使い方も便利な使い方です。

―インタビュー取材にご協力いただき、誠にありがとうございました。―


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ユーザプロフィール

会社名
東洋ビューティ株式会社
所在地
大阪市中央区久太郎町4丁目1番3号
大阪御堂筋ビル4F
設立
昭和16年(1941)7月10日
従業員数
805名

*掲載内容は2019年8月時点の情報です。

*記載されている内容は予告なしに変更される場合があります。


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