アクシオ、東洋大学の「SeciossLink」導入事例を公開
学生3万人のログインを守る、認証システムの裏側
2025年7月15日
株式会社アクシオ
統合認証基盤やシングルサインオンなどのID管理ソリューションを提供する株式会社アクシオ(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:渡邉 浩司、以下アクシオ)は、株式会社セシオスが運営するクラウドサービス「SeciossLink」をご利用中の、東洋大学(所在地:東京都文京区)の導入事例を公開しました。

【導入事例記事】
学生3万人のログインを守る、認証システムの裏側
(URL:https://www.axio.co.jp/case/c_identity/c_sso/c_id_toyo_university.html)
■導入効果・狙い所
- 大量アクセス時の安定稼働を実現
従来のSSO環境では、大量アクセスによりサーバ負荷が高まり、一時的にログインできないケースがありました。導入後は、学生のアクセスが集中しても問題なくログインでき、安定した運用が実現しました。 - オンプレミスからの脱却による運用改善
オンプレミス運用では、パッチ適用などの保守作業が必要だったほか、年1回の計画停電時にはSSO対象のクラウドサービスの利用も停止となっていました。問い合わせ対応時にはログ調査が必要で、専門的な知識も求められました。導入後はサーバ保守が不要となり、ログも画面上で確認可能になったことで、運用の手間が軽減され、利便性が向上しました。 - 多要素認証によるセキュリティ強化の仕組みの構築
従来はIDとパスワードのみでのログイン方式のため、情報漏えいや不正アクセスに対する懸念がありました。導入後は、メールによるワンタイムパスワードやスマートデバイス認証などの多要素認証を組み合わせることで、より強固な認証体制を実現。セキュリティの大幅な向上を図れました。
■「SeciossLink」について
SeciossLinkは、クラウドベースの統合ID管理・認証・アクセス制御のサービス(IDaaS)です。
IDの新規発行、変更、削除といったライフサイクル管理を自動化し、複数のシステムやサービスにおけるID情報の一元管理をします。さらに、Google WorkspaceやMicrosoft 365などのクラウドサービスや学認サービスといった外部認証基盤とシングルサインオン(SSO)で連携することで、ユーザーはひとつのログイン画面で各種サービスにアクセス可能になります。加えて、企業にあわせた多要素認証や柔軟なアクセス制御機能により、より安全な認証環境を構築します。
■東洋大学について
東洋大学は1887年に哲学者・井上円了により創設された、伝統ある私立総合大学です。建学の精神「諸学の基礎は哲学にあり」「独立自活」「知徳兼全」のもと、14学部51学科を有し、首都圏を中心とした4キャンパスで約3万人の学生が学んでいます。国際交流・キャリア支援・教育DXなどに注力し、現代社会で活躍できる自立した人材の育成を目指しています。こうした教育改革の一環として、東洋大学では「教育DX推進基本計画」のもと、学修者本位の学びを実現するためのデジタル活用を強化。学習環境の効率化とセキュリティの高度化を目的に、シングルサインオン(SSO)基盤としてSeciossLinkを導入しました。
会社名 :学校法人東洋大学
所在地 :〒112-8606 東京都文京区白山5-28-20(白山キャンパス)
大学創立:1887年
学生数 :32,654名(2025年5月現在)
(URL:https://www.toyo.ac.jp/)
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社アクシオ 企画室
E-mail:info@axio.co.jp
〒141-0031 東京都品川区西五反田2-12-19 五反田NNビル5階
* その他の会社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。