“皆が頻繁に使うシステムだからこそ”
負担少なく運用できることを目指し、ID管理 Keyspiderを導入
移動するだけでポイントが貯まるM2Eアプリ “トリマ” や、国内最大級の地図検索サイト “MapFan” を運営するジオテクノロジーズ株式会社では、クラウド型ワークフローサービスのkickflowを活用し、社内業務の俊敏化と効率化を目指しています。パワフルな組織活動、業務遂行の決断や実行スピードを加速するために、ワークフローサービスと合わせ、クラウドID管理サービスKeyspiderの導入を決定しました。製品導入の経緯と、期待される効果をご担当者様に伺いました。
まずはワークフローシステムから
ジオテクノロジーズ株式会社では、クラウド型ワークフローkickflowを導入し、社内におけるさまざまな申請業務を展開しています。kickflowは正社員、派遣社員を含み、営業部門や技術部門、管理部門など、あらゆる部門の各種申請業務に幅広く活用され、利用者数や使用頻度も高い重要なシステムです。良く使われるシステムだからこそ、組織変更や人事異動などの際にはきめ細やかなメンテナンス、即時反映などの個別対応が必要になりがちでした。こうした運用上の管理負担の軽減策として、ID配信とシステム間連携の目的でKeyspiderを導入し、運用の効率化を目指しています。管理の一元化をめざしシステム間連携の第1弾として、kickflow連携を開始しています。
Keyspiderを導入
Keyspiderは情報システム担当者の業務を効率化し、日本の会社組織構造に沿ったセキュアなID管理環境を実現する 「クラウドID管理ツール」です。自動権限付与機能によって、チームや部署、役職ごとに付与されるIDや利用できるサービスを設定できるため、社員一人一人のIDを個別に管理する必要がなく管理の効率化を実現できます。また、クラウド/イントラネット境界なくIDの一元管理を実現します。IDコントロールを自動実行することにより、ヒューマンエラーによるセキュリティリスクを排除でき、セキュリティ向上に繋がります。イレギュラーな設定やID間違いを画面上で見える化することも可能。アカウント数や権限状況をひと目でチェックすることができ、システムIDの棚卸を容易に実現でき、ガバナンスも強化されます。
導入効果と狙い所
導入効果 ① 組織とは関係しないグループ対応
ワークフローの利用においては、組織だけでは定義できない、“横断的なグループでの利用”も必要となるケースが発生します。ID管理における人・組織のグループ管理概念と、kickflowで準備される“チーム” の管理概念は少し異なっている部分もあります。Keyspiderではこうした管理上のグルーピングの違いも、属性追加やマッピングの仕方を調整することが可能で、我々のねらいとするグルーピングや権限管理の運用方法が実現できました。
導入効果 ② 仕様決めからシステム間連携までを吟味
kickflowとKeyspiderの連携仕様を吟味し、属性のマッピングルールを適切に実施することで、kickflow側での個別対応を必要とせずにID管理ツール側からの変更⇒反映のフローを吟味検討できました。運用の仕様決めから設定と動作確認までの一連の変更の流れをシステム間連携できることが確認でき、現在は公開に向けた運用テストを実施中です。
導入効果 ③ ID管理を中心とした、集中管理とシステム運用の実現に向けて
ID管理の主目的は集中管理することで、複数システムに対して個別の対応が不要になることが一番のメリットです。 連携システムは今後順次増やしていく予定です。主要システムとの連携を計画していくことで、工数の削減や、オペレーションミスの低減、権限や変更履歴など、エビデンスの管理などがしやすい環境を目指していきます。
お客様の声ジオテクノロジーズ株式会社
Keyspider導入のきっかけ(経緯)について
*掲載の社名、製品名は一般に各社の商標、登録商標です。
お客様プロフィール
- 会社名
- ジオテクノロジーズ株式会社(GeoTechnologies, Inc.)
- 所在地
- 東京都文京区本駒込2-28-8
文京グリーンコートセンターオフィス - 株式会社設立
- 1994年5月1日
- 従業員数
- 456名(2022年4月1日現在)
- *掲載内容は2023年3月時点の情報です。
- *記載されている内容は予告なしに変更される場合があります。